農家の嫁様奮闘記

ヤノファームの支払で、割りとコンビニ払いが多い。
昨日もコンビニ支払の請求書（2件分で5万5千円）が着たので、今日の午後、子供らの公文の帰りにセブンイレブンに寄った。

一番の目的は支払だが、子供らはそんなことはお構いナシと、到着早々おのおの「今日の公文を頑張ったご褒美」として自分らの欲しいものを物色した。

彼らの品物選びが長そうだったので、先に今回の支払請求を払う事に。
そして、いつものように店員さんは慣れた手つきで、領収印を押し、控えを差し出した。

と、同時に息子が「中華まん」、娘が「おでんのたまご」が欲しい、と言ってきた。

なので、請求額5万5千円と彼らのご褒美フードを合わせて、とりあえず6万円を差し出した。


店を出て、車の中で早速それらを口にする彼ら。
でも、娘は複雑な顔をしているので、理由を聞くと、
「なんで、中華まんと私のたまごのお金を払うだけで6万円もだしたの？」ときた。

どうやら、おでん選びに夢中になっていて、コンビニ払いの支払いの紙の存在に気が付かなかったらしい。

そこで、私がすかさずに
「そのアンタが今食べてるおでんの卵、実はセブン始まって以来の超高級卵で一個5万5千円するんだよ～」
というと、娘は硬直。
とてもビックリしたらしく、おでんの卵を食べる口が止まり、箸から卵がカップに落ち、おでんの汁がその衝撃で車内に飛び散る始末。
しばし呆然としていた。


しかし、「そんなわけない」と改めて、「なんでそんなに大金を払ったの？」と再び質問。
で、今度は「実は、アンタの弟が食べてるあの中華まんが一個5万5千円…」
と言いかけた時に初めてウソだと気が付く娘。
悔しさからか娘は私の背中を思いっきりバンバンと叩いた。


嗚呼、いつまで私の冗談に真剣につきあってくれるのかなぁ…